マーチンゲール法の有効性を1か月間実践検証
よく巷ではマーチンゲール手法だとうまくいかないということを聞きますが、実際はどうなのでしょうか?
結論から言えば、限定すれば有効な戦略になりえますが、それは後ほど述べます。
さて、こちらはマーチンゲール法の生み親、数学者のポール・ピエール・レヴィです。彼の理論に基づいて実践結果を踏まえて検証してみました。
マーチンゲール法とは?
この戦略はとても簡単です。負けたら、勝つまで2倍で賭け続けるものです。
賭け方は勝ったらBET額の2倍の金額をもらえる「Red/Black」、「Odd/Even」、「High/Low」のどれかになります。
例えば、最初は1$でBETして負けた場合、次は2$賭ける、それでも負け続けたら4$、8$、、、と倍々にしていくものです。
勝つまで賭け続けるので、理論的には100%負けることはありません。しかし、残念ながら、オンラインカジノでは最大BET額が必ず設けられています。
つまり、どこかでそれ以上賭けることが出来なくなり、この戦略は破綻してしまいます。
また、10回負けた時点の総BET数が1023$と約10万近くになり、資金額によっては底をついてしまうこともあります。
毎回、勝率は出目「0」の確立を抜くと約50%なのですが、実際、プレイしてみると思いのほか、負けたりすることもままあります。
さらに、この戦略の最大のリスクはどこで勝ったとしても、賭け金の1$しか勝てないということです。
つまり、10回目の勝負の場合、これまで賭けた総BET額を取り戻せますが、1$の勝利のために1024$をBETすることになるのです。
マーチンゲール法の実践結果
私は始めた最初の1か月(2017年1月)はマーチンゲール法のみで勝負しておりました。
■ルール
賭け金:1.0→0.5$
BET方法:「Red/Black」
1日の目標金額:150$→50~80$
賭け方:負けた場合は色を変更し、勝ったら異なる色に移動。
Total「0」はプレイしていない日を表しています。目標金額は当初150$だったのですが、1月15日に儲けた分がなくなった時に損切りルールを低めに設定し、50~80$に変更しました。
BET額は変更前が1$、変更後は0.5$です。カジノは以前に紹介したプレイテック社のヨーロピアンルーレットでプレイで実践しています。
さて、結果は見てもらうと分かるように、総額712$の勝利になりました。無難に勝ったように見えますが、この中でもいろいろと試行錯誤はしております。
特に、12日と15日の負けた時は「心得その7」の1日のプレイ時間を1時間以上超えて、大勝を狙っていた時です。
もちろん、この経験だけではないのですが、是非ともプレイ時間は厳守してください。また、目標金額に達したら、その日は止めることもとても重要です。
長くなりましたので、次回にもう少し詳細のレビューをします。